【ユーザー別】RadeonでVRChatを遊ぶためのおすすめPC構成

 VRChatは、グラフィックボードのメモリ部分であるVRAMを非常に必要としますが、ユーザーが多種多様で、ワールド製作者でもあり、3Dモデル製作者でもあり、イラストレータでもありと様々なクリエイターを兼ねていることが多いです。そこで、今回、おすすめのPC構成をユーザー別に紹介しています。

そもそもVRChatって何?なんでそんなにVRAMが必要なのか?そもそもPCのパーツに詳しくない方、知りたい方は以下に記載しています

また、色やCUDA使用に問題がない場合や限られた条件で、Radeonをお勧めしています。ドライバの再インストールなども実際やっておりますので、Nvidiaと比べると、やはりトラブルは多い印象です。

今回は、上記らの記事を読んでいること前提で、おすすめのグラボの種類を紹介したいと思います。

 まず、VRChatは、ユーザー=クリエイターであることが非常に多いのですが、その中でも、近年のユーザー数の増加により、普通にイベントやVRを楽しむだけの人が多くなったため、そのユーザー向けの内容も追加しました。 当初、RX 7800 XTで検証しましたが、一般的なユーザー(集会やイベントを楽しむという方)でワールドやアバターをあまり作らないよという方向けでは、十分な性能でした。

ただ、VRChatの一般人は定義が広いので、具体的にユーザー別に記載しましたので、以下ご覧ください。Radeonの記事ですが、どうしてもNvidiaでないとできないユーザー層もいることから、Nvidiaの構成も記載しています

一般ユーザーの場合(注:初心者という意味ではない)

何が一番重要か?

 ゲーム自体にVRAMが求められているので、当然、VRAMが一番重要です。一般的に、VRAM:8GBはすぐ不足を感じるレベルで、デスクトップ利用&アバター表示を制限などの工夫が必要です。12GBだと、大人数でなければ不満は少し減り、20人以上でなければ、重たさを感じることは少なくなります。ただし、集合写真などで20人以上増えると不満を艦居ます。16GBあれば、おおよそのイベントにはいけます。

VRChat各種イベントに運よく当サイトの検証機以前と同じ環境でのVRモードでトライしてみました。
Radeon7800XT 16GBとRyzen7 5700Xだとどれくらいできるか紹介します。

1人表示 8K

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問題ありませんでした

8人表示 8K

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問題ありませんでした

20人表示 8K

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問題ありませんでした

26人表示 8K

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問題ありませんでした

ここからメインメモリ16GB→32GBに増強。

45人表示 8K

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問題ありませんでした

60人表示 4K

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アバターは、medium以下推奨環境です。その場合は、問題ありませんでした。8K撮影は無理でした。

以下は、グラボを7900XTXで8K撮影した様子です。

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8K撮影問題なし
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8K撮影問題なし
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8K撮影問題なし

55人 8K撮影

問題ありませんでしたが、このインスタンスでは、Nvidiaの5070Ti VRAM 16GBの方が配信しながら落ちたので、5070Tiで配信なしでぎりぎりなんだと思います。

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以上を踏まえてユーザー別に表記していきたいと思います。

ワールドやアバターをあまり作らない、デスクトップの人

 基本的に性能が低くても、数人のチャットで十分という人なら、RX 7600 などのコストが安いグラボも狙えると思います。ただし、個人的には7800XT位あることをお勧めします。

グラボ: RX 7600
構成:

  • CPU: Ryzen 5 5600X
  • メモリ: 16GB DDR4
  • ストレージ: 500GB SSD
  • GPU: RX 7600
  • 電源: 650W(80 PLUS Bronze認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
RX 7600は、コストパフォーマンスに優れたグラフィックカードで、VRChatの基本的な操作には十分な性能を発揮します。ワールドやアバターを作らない、イベントも参加しないユーザー向けに最適で、チャットを主に行う場合です。

ワールドやアバターをあまり作らない、VRの人

 RX 7700 XTぐらいほしいでしょう。ただし、個人的には、すぐに物足りなくなる可能性が高いので、7800XT位あることをお勧めします。

おすすめグラボ: RX 7700 XT
構成:

  • CPU: Ryzen 7 5800X
  • メモリ: 16GB DDR4
  • ストレージ: 1TB SSD
  • GPU: RX 7700 XT
  • 電源: 750W(80 PLUS Gold認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
RX 7700 XTは、デスクトップモードでは、VRChat内でより高いフレームレートを維持し、アバターや環境が複雑な場合でもスムーズな体験が可能です。ただ、一人か二人用がおすすめでしょう。

集会によく参加する、VRの人

 インスタンスの人数にもよりますが、一般的なユーザーの場合、よく行くイベントのインスタンスの人数ベースで購入されてもいいと思います。なお、ここでの人数は、アバターが表示されているというより、見えている範囲だと思ってください。一般的な40人位参加する集会の場合は、7800XTで十分です。8K撮影にこだわる場合は、7900XT以上を推奨します

おすすめグラボ: RX 7800 XT
構成:

  • CPU: Ryzen 7 5800X
  • メモリ: 32GB DDR4
  • ストレージ: 1TB SSD
  • GPU: RX 7800 XT
  • 電源: 750W(80 PLUS Gold認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
 VRで集会に参加する場合、インスタンスの人数や表示されるアバター数によってパフォーマンスが求められます。RX 7800 XTは、参加人数が多い集会でも快適に動作し、スムーズな体験が得られます。

【集会人数別】おすすめグラボ

集会やイベントに行かれる方は、④以上が推奨です。⑤⑥のような、特定ユーザーを対象としたイベントや集会で、インスタンス分けが事実上できない人気イベントの場合、グラフィックボードの高性能化だけでなく、ほかのスペックが求められます。

① 必要最低限、少人数のみ。
(環境:フレンド+で作ったインスタンスなど)
RX 6500 XT等~(アバター表示数制限推奨)
② 10〜15人程度
(環境:集会やパブリックで全員表示する場合など)
RX 7600 (アバター表示数制限推奨)
③15~25人程度
(環境:人気ワールドのパブリック、喫茶店形式やカフェイベントなど)
RX 7700 XT
RX 7600 XT
④ 25人以上40人位
(環境:人気アバター集会など)
RX 7800 XT
⑤40人から55人
(環境:大規模なイベントの後夜祭など)
RX 7900 GRE
RX 7900 XT
⑥55人以上、8K撮影
(環境:有名人の誕生日会やDJイベントなど、特定個人向けのイベント)
RX 7900 XTX

④以上はメモリを32GB以上が推奨です。⑤以上のうち、7900XT以上を要求する場合は、ボトルネックがCPUになる可能性が高いため、「ワールドやアバターを作る人」のCPUの強化もご検討ください。
 当方、7900XTXも所有していますが、AMD Ryzen 7 5700Xの場合(7800XTの検証機からグラボを変更したのみ)、ボーン等の揺れが多いアバターが多いところで、CPUがボトルネックになることは何回かありました。

30人以上の大規模集会のイベントスタッフ(もしくはインスタンスリーダー)でVRの人

 イベント主催者次第ですが、④以上の表示を要求する場合は、ボトルネックがCPUになる可能性が高いため、「ワールドやアバターを作る人」のAMD Ryzen 7 5700X以上のCPUの強化もご検討ください。また、ユーザーに写真を配る場合は、VRC+の写真をシェアする機能を使えるようにすることもお勧めです。

おすすめグラボ: RX 7900 XTX
構成:

  • CPU: Ryzen 9 7950X
  • メモリ: 64GB DDR5
  • ストレージ: 2TB SSD
  • GPU: RX 7900 XTX
  • 電源: 1000W(80 PLUS Platinum認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
大規模集会のイベントスタッフやインスタンスリーダーは、特に多くのデータを処理するため、非常に高性能なPCが必要です。RX 7900 XTXと64GBのメモリを搭載することで、大規模イベントでもストレスなくスムーズに動作します。ぶいちゃ感謝祭のリハでは、下記PC耐えれたので、アバターMediamより重い場合で40人以上は、これより必要です

パーソナルユースでお得に買えるPCは何か?

やはり、個人的におすすめなのが、7万8千円台から購入でき、メモリも16GB積んだ7800XTです。7800XTの場合、19万円台からBTOで即納モデルのPCを購入できます。当サイトの検証機も、ドスパラで購入しました。

Nvidia製の場合、19万円台だと4070で12GB、5000台だと、8GBしかない5060Tiになってしまい、RAMを必要とするVRChatだとかなり不利な価格帯になっています。

7900シリーズになると、途端にBTO選択肢の幅が狭まるため、セールなどで購入するよりも単品購入のほうがメリットは高くなります。9000シリーズの9080以降は、GDDRが現行の6から7になるということで、コスト高が想定されるため、既存の7000シリーズを購入されることをお勧めします。

ボイチェン、アイトラ+顔トラの人(Nvidia推奨)

メモリを32GB以上にしてください。ソフトウェアボイチェンでCUDAを使うことがほとんどですが、それに気を付ける前提で、アイトラのみだったら、RX 7800 XTあれば問題ないです。ソフトウェアボイチェンもセットだとRX 7900 XTRX 7900 XTXを推奨します

おすすめグラボ: RX 7800 XT
構成:

  • CPU: Ryzen 9 5900X
  • メモリ: 32GB DDR4
  • ストレージ: 1TB SSD
  • GPU: RX 7800 XT
  • 電源: 850W(80 PLUS Gold認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
 アイトラ(アイ・トラッキング)や顔トラッキングを使う場合、より高性能なグラフィックカードが求められます。RX 7800 XTは、顔トラッキングやボイチェンなどの処理に十分なパフォーマンスを発揮します。さらに、32GBのメモリを搭載することで、複雑な処理にも対応できます。また、アイトラ+フェイシャルトラッキングをする際に、CUDAを利用していないか十分ご確認ください。

 RVC運用などで遅延を限りなく減らしたい運用でしたら、RVC利用時に必要なCUDAが使えるNvidiaにしてください。VRChatはメモリーリソースを無限に食べちゃうので、グラボを二枚指して、スペック低めなほうをRVC専用の運用にしてください。サブのグラボがRTX3060以上になるように推奨します。

RVC運用に最適なPC構成

遅延を限りなく減らし、安定したRVC運用を目指す場合、特に以下の点に注意して構成を選定します:

  1. CUDAが使えるNVIDIAのGPUを使用
  2. グラボを二枚差し、RVC専用のサブGPUとしてRTX 3060以上を使用
  3. VRChatのメモリリソースの消費に対応できる強力なCPUとメモリ構成

これらを踏まえたうえで、最適な構成を以下に提案します。

高性能運用:メインGPU+サブGPUの構成

おすすめPC構成

  • CPU:AMD Ryzen 9 7950X(16コア / 32スレッド)
    • VRChatやRVCの処理において、非常に高い性能を発揮。特に複数のアプリケーションを並行して使用するため、十分なマルチコア性能が求められます。
  • メモリ:64GB DDR5(4800MHz以上)
    • VRChatはメモリリソースを多く消費するため、少なくとも64GB以上のメモリを搭載することで、遅延を防ぎ、スムーズな動作を実現します。
  • ストレージ:2TB NVMe SSD(M.2 速度対応)
    • 高速なストレージを使用することで、VRChatやRVCのデータ読み書きが遅延なく行えるようにします。
  • GPU(メイン):NVIDIA RTX 4080
    • CUDA対応のNVIDIA製GPUが最適です。RTX 4080は、非常に高性能なGPUであり、VRChatのグラフィックやRVCでのリアルタイムボイチェン処理をサポートします。特に、VRChatでの映像処理をメインで行うため、グラフィック処理能力の高さが要求されます。
  • GPU(サブ):NVIDIA RTX 3060(以上)
    • RTX 3060以上のGPUをサブグラボとして使用し、RVC専用で運用します。このGPUは、音声処理に特化させることで、メインGPUの負荷を軽減し、RVCの処理がスムーズに行えます。これにより、GPUのボトルネックを防ぎ、RVC運用時の遅延を抑えます
  • 電源:1200W(80 PLUS Platinum認証)
    • 高負荷時でも安定した電力供給ができるよう、十分な容量の電源を選択します。
  • OS:Windows 11 Pro
    • 64ビット版のWindowsを使用し、VRChatやRVCの安定した動作をサポートします。特に、64GBのメモリや複数GPUを使用するため、Windows 11 Proが最適です。

PC構成の理由と説明

  • NVIDIA RTX 4080メインGPU:
    RVCやVRChat内でグラフィック処理をメインで担当するGPUです。RTX 4080は非常に高性能で、リアルタイムのボイチェンや映像処理において優れた性能を発揮します。RVCでの音声エフェクト処理や複数音声のリアルタイム変換には、強力なGPUが必要です。RTX 4080は、CUDAやTensorコアを活用して、音声の処理やグラフィックのレンダリングを効率よく行います。
  • NVIDIA RTX 3060(サブGPU):
    こちらは、RVC専用に使用するサブGPUです。RTX 3060は、音声の処理専用に使うことで、メインGPUの負担を減らし、VRChat内でのグラフィック処理やその他の作業に専念できます。RVC運用時に音声処理を担当させることで、遅延を抑え、音声エフェクトの処理をスムーズに行います。サブGPUが音声処理を担当することで、RVCの動作が非常に安定します。
  • メモリとCPUの強化:
    VRChatはメモリリソースを非常に多く消費するため、メモリは64GB以上を搭載し、さらにRyzen 9 7950Xのような高性能CPUを選択することで、VRChatやRVC、さらにはバックグラウンドで動作するアプリケーションがスムーズに動作します。
  • ストレージ:
    NVMe SSD(M.2速度対応)を選択する理由は、VRChatやRVCなどのアプリケーションが非常に多くのデータを読み書きするためです。これにより、データ転送速度が速くなり、全体的なパフォーマンスが向上します。

RVC運用における注意点

1. CUDA対応のNVIDIA GPUの選定

RVCの運用においては、CUDAを利用した処理が重要です。NVIDIAのRTX 3060以上のGPUをサブとして使用することで、音声処理がスムーズに行われます。また、CUDA対応のGPUをメインとして使用することで、RVCやVRChatでの遅延が最小限に抑えられ、スムーズな体験が提供できます。

2. VRChatのメモリ消費に対応する構成

VRChatは非常に多くのメモリを消費するため、特にメモリ32GB以上が推奨されます。RVC運用時にも同様に、64GBのメモリを搭載することで、RVCやVRChatの動作が安定し、同時に複数の処理を行っても遅延が発生しません。

3. サブGPUの役割

サブGPU(RTX 3060)は、RVC専用の処理に特化させることで、メインGPU(RTX 4080)の負荷を軽減します。これにより、グラフィック処理と音声処理のバランスを取ることができ、PC全体のパフォーマンスを最大化します。

4. 高性能な電源の選択

RVC運用を行う場合、複数のGPUや大容量メモリを搭載するため、1200W以上の電源を選択することが重要です。これにより、ピーク時でも安定した電力供給が可能になります。

RVC運用するおtきのまとめ

RVC運用を最適化するためには、NVIDIAのCUDAを活用できるRTX 3060以上のGPUをサブとして使用し、メインGPU(RTX 4080)でVRChatのグラフィック処理を担当させる構成が最適です。また、64GBのメモリを搭載し、RVCやVRChatの処理における遅延を最小限に抑えます。

カメラでフルトラする人

メモリを64GB以上にしてください。基本的に本気の人は、RX 7900 XTXでも足りないので、「ワールドやアバターを作る人」のCPUの強化もご検討ください。

おすすめグラボ: RX 7900 XTX
構成:

  • CPU: Ryzen 9 7950X
  • メモリ: 64GB DDR5
  • ストレージ: 2TB SSD
  • GPU: RX 7900 XTX
  • 電源: 1000W(80 PLUS Platinum認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
フルトラ(フルボディトラッキング)をカメラで行う場合、大量のデータをリアルタイムで処理するため、GPUとメモリの容量が重要です。RX 7900 XTXは、非常に高い性能を誇り、64GBのメモリで全てのトラッキングデータをスムーズに処理できます。フルトラ用のソフトがCUDAを利用していないか十分ご確認ください。

クリエイターの場合(基本Nvidia推奨)

次はクリエイターの場合です。CUDAや色合いの問題でそもそもRadeonをお勧めできない理由もいくつかありますが、それをご理解した方のみ対象です。つまり、基本的にはNvidia推奨ですが、承知の上で記載しています。

ワールドやアバターを作る人

おすすめグラボ: RX 7900 XTX
構成:

  • CPU: Ryzen 9 7950X
  • メモリ: 64GB DDR5
  • ストレージ: 2TB SSD
  • GPU: RX 7900 XTX
  • 電源: 1000W(80 PLUS Platinum認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
ワールドやアバターを作るには、3Dモデリングやテクスチャ作成、UnityやBlenderを使用するため、非常に高いパフォーマンスを求められます。RX 7900 XTXと64GBのメモリで、これらの作業をスムーズにこなすことができます。特に、GPUレンダリングの処理能力が重要です。

 UnityのアセットであるCUDAで動作するbakeryが使えないので、きれいに表現するCPUベイクを考えると、メモリ&CPUを中心的に強化することをお勧めします。現状、Intelは全くお勧めできないので、CPUは基本的にRyzen9シリーズで特にX3Dシリーズにすることをお勧めします。

https://www.dospara.co.jp/5info/cts_lp_amd_cpu.html より引用

 この場合のグラボはRX 7900 XTXを強く推奨しますが、そもそもNvidiaユーザーに提供すること前提が多いと思いますので、そもそもRadeon自体をやめるのも大事な選択です。このあたりはクリエイター様次第ですが、Radeonにするのなら、RX 7900 XTXかなと思います

作詞作曲する人

おすすめグラボ: RX 7900 XTX
構成:

  • CPU: Ryzen 9 5900X
  • メモリ: 32GB DDR4
  • ストレージ: 1TB SSD
  • GPU: RX 7900 XTX
  • 電源: 850W(80 PLUS Gold認証)
  • OS: Windows 10

 基本上記と同じです。CPUの強化をお勧めします。また、USBを大量使用する可能性もあるので、上記よりもっと強いCPUの強化をお勧めします。最近の生成AIを使った耳コピー用ソフトの中にはCUDAが必要な場合(RipX DAWなど)がありますので、それをご理解された方のみご購入をお勧めします。

ポイント:
作詞作曲を行う際、生成AIや音楽ソフトが要求する処理能力も考慮する必要があります。特に、CUDAを必要としないRadeon系のGPUは、音楽制作ソフトを快適に使えるため、RX 7900 XTXは非常に強力です。

生成AIをする人

 ローカル環境の話です。CUDAが圧倒的に強いですが、生成AIといっても色々ありますので、細かく書いていきます。まず、基本的にNvidia対応することがほとんどのため、Nvidiaで揃えた方が設定含め、圧倒的に楽です。

Stable difusion

 Stable difusion等でLinux環境を設定できるという方などでは、結構張り合える数値を出しています。

ただ、実際使った感想で、Windows環境だと倍か倍以上遅いです。普通にNvidiaと比べて遅いです。ただ、Asrockの生成AIキッドを導入すると爆速で環境構築ができます。(自分のサイトで書いたのですが、どこに書いたか忘れました))速度については、Linux環境を入れれる人はお勧めします。ちなみに、VRAMが生成画像サイズを決めるので、VRAM24GBある7900XTXをお勧めいたします。
 

生成AIをする人(Stable Diffusionなど)

おすすめグラボ: RX 7900 XTX
構成:

  • CPU: Ryzen 9 7950X
  • メモリ: 64GB DDR5
  • ストレージ: 2TB SSD
  • GPU: RX 7900 XTX
  • 電源: 1000W(80 PLUS Platinum認証)
  • OS: Windows 10

ポイント:
生成AI(特にStable Diffusionや類似のモデル)をローカルで使用する際は、大容量のVRAMが必要です。RX 7900 XTXの24GBのVRAMを使用することで、大規模な画像生成やAI処理を高速に行うことができます。